歯の着色を解消するためのEMS(エアフロー)治療の効果的なアプローチ
◆EMS(エアフロー)とは?
EMS(エアフロー)とは、歯のクリーニング治療の一種でジェットクリーニングとも呼ばれています。
歯の着色汚れであるステインや黒ずみの原因となる「茶渋」、「タバコのヤニ」といった汚れを取り除くため、ジェット水流によって専用のパウダーを吹き付けてクリーニングします。
EMS(エアフロー)には虫歯や歯周病を引き起こす原因となる「バイオフィルム」と呼ばれる細菌の塊を除去する効果もあるため、予防効果も期待できる治療方法です。
ただし治療の際は自由診療となるため、保険適応の治療と比べて治療費が割高になってしまう点には注意しましょう。
◆歯の着色汚れなどをごっそり落とすことができる
茶渋やタバコのヤニなどの汚れは、日常的な歯みがきで落とすことが難しい汚れです。
これらを放置すると歯に汚れが定着してしまい、黒ずみなどの原因となります。
EMS(エアフロー)は、微細なパウダーを高圧洗浄機のように吹き付けることで、歯と歯の間、歯周ポケット(歯と歯肉の間)に入り込んだ汚れの塊をごっそり落とすことが可能です。
そのため、日常的なブラッシングや歯石除去の際の超音波スケーラーやハンドスケーラーなどの器具でも届きにくい隙間まで、効果的にクリーニングできます。
1回の治療にかかる時間は30~60分ほどで、自由診療なので何度も通院する必要もありません。
EMS(エアフロー)は痛みを感じにくいように設計された治療方法ではありますが、人によっては歯茎や舌にジェット水流が当たる時に痛みを感じることがあります。
治療中にこうした痛みが出た際はすみやかに歯科医に伝えましょう。
◆《注意》歯の本来の色を変えることは出来ない
EMS(エアフロー)は歯と歯の間などに溜まった汚れを取り除き、茶渋やタバコのヤニを除去することで歯の審美性を保つことができるクリーニング方法ですが、歯の元々の色を変える効果はありません。
そのため、歯の黒ずみやステインによって審美性が悪くなるのを防ぐことはできますが、もし歯を今以上に白くしたいという要望がある場合はホワイトニング治療の方がおすすめとなります。
EMS(エアフロー)とホワイトニング治療はどちらも保険適応外の自由診療ですので、ご自身が期待する効果に合わせて適切に選択することが大切だと言えるでしょう。
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