◆ホワイトニングはどんな歯でも白くできる?
ホワイトニングで歯を白くできたなら、笑顔や写真を撮るときにも自信が持てますよね。
ですが、歯の種類や症状によっては思うような効果が得られないケースもあります。
ここでは、ホワイトニングの効果が感じられない歯や、そもそもホワイトニングができないケース、ホワイトニングでなくても歯を白くできる方法をご紹介します。
◆ホワイトニングでは白くできない、効果が感じにくい歯
ホワイトニングでは白くできない、またはホワイトニング自体ができない歯は以下の4つです。
・テトラサイクリンによって変色した歯
テトラサイクリンとは、少し前まで子供の風邪薬として使用されていた成分です。
現在も治療内容によっては使用されていることがあります。
テトラサイクリンの影響によって変色した歯は、ホワイトニングの効果がほとんどありません。
・神経のない歯
虫歯の進行などによって歯の神経を失ってしまうと、栄養が届かないため黒く変色してしまいます。
神経を失って変色してしまった場合は、ホワイトニングで白くすることは難しいです。
・形成不全の歯
歯の表面のエナメル質や、その奥にある象牙質がうまくつくられず変色してしまうケースがあります。
軽度の変色であればホワイトニングができますが、変色の度合いが強い場合にはホワイトニングをしてもほとんど白くなりません。
・人工物
詰め物、かぶせ物、インプラント、入れ歯といった人工物の歯ではホワイトニングができません。
◆ホワイトニング以外の歯を白くする方法
ホワイトニングができない場合でも、別の方法で歯を白くすることができます。
・ホワイトコートを施す
歯のマニキュアのようなものです。
表面を白く塗ることで一時的に白くできるほか、即効性もあります。
結婚式や写真撮影といったイベント時にだけ白く見せたいのであれば、むしろホワイトコートが適しているかもしれません。
・セラミック治療を行う
元々ある歯を白くするのではなく、白いセラミックの人工物に変える方法です。
セラミックは、審美性の高さや虫歯予防にも効果があるとされており、機能性においても充分です。
・ラミネートベニアをする
ラミネートベニアとは、セラミックを表面に貼り付けて白く見せる方法です。
歯の色を白くするとともに美しい歯並びも手に入れられますが、歯を削らなければならないといったデメリットもあります。
◆ホワイトニングできない、向いていない人
そもそもホワイトニングができない人もいます。
以下に該当する人は、ホワイトニングを避けた方が良いでしょう。
・虫歯・歯周病を患っている
ホワイトニングを行うためには、歯が健康であることが必要不可欠です。
このため、虫歯や歯周病がある人は健康な歯とはいえないため、ホワイトニングはおすすめしません。
これらの病気を治療して健康な歯になったらホワイトニングをしましょう。
・妊娠中、授乳中
ホワイトニングの薬剤が胎児や母乳に影響があるのかは、明確には分かっていません。
絶対に影響がないとは言い切れないため、妊娠中や授乳中の女性は避けた方が良いでしょう。
・子供や若い人
ホワイトニングを行うにあたって年齢制限はありません。
ですが、成長期の場合には、ホワイトニングの薬剤が良くない働きをしてしまうケースもあります。
歯や顎の成長を終えてからホワイトニングするのがおすすめです。
◆まとめ
ホワイトニングは、全ての歯を白くできるわけではありません。
ですが、ホワイトコートやセラミック治療など、ホワイトニング以外にも対処できる方法があります。
それぞれの効果やかかる費用・治療期間などには違いがありますので、歯科医師に相談した上で最適な治療方法を選択しましょう。
京都市中京区と烏丸三条、四条河原町でホワイトニングについてお悩みの方は、ぜひ西川デンタルクリニックへご相談ください。
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