◆不自然な白さってどのくらい?
白く美しい歯を手に入れるためのホワイトニングですが、極端に白くなりすぎると悪目立ちしてしまうことも少なくありません。
ここでは、歯の色見本「VITAシェードガイド」を参考に、どのくらいが不自然な白さなのかを解説していきます。
◆不自然に見えてしまうボーダーラインはB1よりも白い色?自然な白さを求めるなら日本人はA1
歯の色見本として良く使用される「VITAシェードガイド」では、B1、A1というように、歯の色をアルファベットと数字で表しています。
アルファベットは色の系統を示すもの、数字は色の明るさを示すものです。
Aが赤系、Bが黄色系、Cがグレー系、Dがダークブラウン系で示されており、数字は1から4まで早い方が明るくなっています。
つまり、B1が黄色系で最も明るく、A4なら赤系で最も暗いということになります。
A〜Dの中ではB1が最も明るい色味ですが、それよりもっと明るい色味がピンク系のNP1.5、NP2.5、白系統のNW0.5、NW0です。
B1以上は例えるなら芸能人レベル。
通常の生活を行う上では不自然に見えるとされており、ホワイトニングではあまり使われません。
日本人にとって自然に見える白さは、A1と言われています。
◆白くなりすぎて不自然に見えてしまうケース
以下のように、望んでいないにもかかわらず白くなりすぎてしまうケースもあります。
・強すぎるホワイトニング
歯科医院で行うオフィスホワイトニングでは、濃度の高いホワイトニング剤を使用するため、一度で白さを8段階から10段階アップすることもできます。
A1の白さを希望するなら8段階くらいアップさせる必要がありますが、濃度の高いホワイトニング剤を使ったために過度な白さになってしまうケースも珍しくありません。
・硬質レジン前装冠
ホワイトニング以外でも、硬質レジン前装冠(金属で裏打ちしたプラスチック製の差し歯)で不自然な白さになってしまうことがあります。
レジンは天然歯に比べると艶がなく、自分の歯と色味を合わせてつくったとしても不自然な白さに見えてしまいます。
また、色素沈着は素材の黄ばみによって変色することも多いです。
・市販の歯のマニキュア
白く見せる歯のマニキュアも市販されています。
とても簡単に白くできるのですが、塗料が白く見えすぎることや、うまく塗れずムラが出てしまうことから、不自然になってしまうケースも多いです。
手軽に自然な白さを手に入れたいのなら、歯科医院でできるホワイトコートがおすすめです。
◆白くなりすぎないようにするには
自然な白さを手に入れるためには、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。
・オフィスホワイトニングは濃度の濃すぎないタイプを選ぶ
オフィスホワイトニングには、3回くらいでA1に近づけるものや、1回の施術で少しずつ白くできるようなマイルドなタイプもあります。
1回あたり2段階から4段階白くするようなタイプなら、不自然な白さを避けられるでしょう。
・ホームホワイトニングを行う
自分で行うホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングに比べて濃度の低いホワイトニング剤を使用します。
そのため、過度に白くなってしまうというリスクを減らせるでしょう。
2週間から4週間程度、毎日続けることで大体4段階アップすることができます。
・歯医者さんでクリーニングしてもらう
歯医者さんで表面の着色汚れやタバコのヤニを落としてもらうだけでも、白く見えるようになります。
最近では、歯を白くできる装置を搭載したPMTCや、パウダーと水の力で汚れを落とすジェットクリーニングなども登場しているため、試してみるのも良いでしょう。
◆まとめ
美しい歯の条件として、白さは欠かせません。
ですが、度を超えてしまい不自然に見えてしまっては意味がありません。
白さだけにこだわるのではなく、誰もが美しいと思える自然な白さをしっかりと見定めることが大切です。
京都市中京区と烏丸三条、四条河原町でホワイトニングについてお悩みの方は、ぜひ西川デンタルクリニックへご相談ください。
https://www.polilinwhitening-kyoto.com/
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