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【京都市の歯科医師がわかりやすく解説】ボツリヌス(ボトックス)療法施術後の様子とその経過とは?

◆ボツリヌス(ボトックス)療法とは?


歯科で行うボツリヌス(ボトックス)療法とは、咬筋と呼ばれる噛むための筋肉を緩める治療です。


咬筋の緊張を緩めることで、歯ぎしりや食いしばりといった自分でコントロールできない癖を改善することができます。


歯ぎしりや食いしばりが続くと、歯周病や虫歯、歯の欠損など、お口のトラブルだけではなく、肩こりや頭痛といった全身疾患を引き起こす可能性もあります。

家族に歯ぎしり・食いしばりを指摘されたなら、ボツリヌス療法を検討してみるのも良いかもしれません。


◆注射部位と作用部位は?


ボツリヌス療法では、注射器によって直接薬剤を注入します。

作用部位は咬筋と呼ばれる部位で、下顎を上に持ち上げて上下の歯を噛み合わせる、いわゆる噛むための筋肉です。


ボツリヌス療法では、片方の咬筋に5回ずつ注射をします。

筋肉に直接薬剤を入れることで緊張を緩和し、歯ぎしりや食いしばりを改善してくれるのです。


ボツリヌス療法では、注射をするため多少痛みを感じることがあります。

ですが、ボツリヌス療法で使用する注射針はとても細く、予防接種や採血の痛みに耐えられる方なら問題なく行えるでしょう。


作用期間は大体3~6ヶ月で、効果が薄れる前に次の注射を行うのがおすすめです。

注射を繰り返すことで効果も高まり、歯ぎしり・食いしばりの改善を実感できるでしょう。


◆施術後の様子とその経過は?


ボツリヌス注射を行った後は、軽く揉んで薬剤を周囲に広げていきます。

施術後には、大量に飲酒したり長時間のお風呂、サウナなど血行が良くなりすぎる行為は避けましょう。

また、注射した部位は次の日まで揉んだりしないようにしましょう。


施術後の経過観察は、以下の通りです。

・1週間後

筋肉の緊張が和らいでいるかどうか、注射した部位の状態などを触診します。

・3カ月後

筋電計検査を用いて筋肉の収縮の状態を確認します。

・6カ月後

効果がどれくらい衰えているかを診断します。

効果がなくなって元に戻ってしまうのを防ぐため、定期的に注射をするのがおすすめです。

治療を複数回行うことで、持続期間が長くなっていくという報告もあります。



◆歯ぎしりや食いしばりについてお悩みがあれば西川デンタルクリニックへ


ボツリヌス(ボトックス)療法施術後の様子とその経過について詳しくご紹介しました。


歯ぎしりや食いしばりは放っておくと全身に影響を及ぼすため、「顎が疲れる」「首や肩が痛い」など自覚症状のある方は、ボツリヌス療法を検討してみると良いでしょう。


歯ぎしりや食いしばりについてお悩みがあれば西川デンタルクリニックへご相談ください。



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