たくさんの種類がある矯正治療方法の中でも、特に注目を集めているのがインビザラインです。
「矯正中でも目立ちにくい」というメリットのほかにも、たくさんの利点があるインビザライン。
しかし、インビザラインには気を付けなければいけないデメリットも存在します。
では、インビザラインのメリットやデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?
今回は、インビザラインのメリット・デメリットについて、ご紹介します。
◆インビザラインのメリット
1.矯正中でも目立ちにくい
インビザラインの一番のメリットは、何といっても「矯正中でも目立ちにくい」という点です。
インビザラインで装着するのは、透明なマウスピース。
パッと見ただけでは、矯正装置を付けているとはわかりません。
「矯正中の見た目がちょっと……」といった理由で一歩を踏み出せずにいる方には、インビザラインがおすすめです。
2.取り外しができる
一般的なワイヤー矯正では、一度矯正装置を装着すると取り外しができないため、歯磨きが難しくなります。
また、粘着性の強い食べ物や装置に挟まりやすい食べ物などは避ける必要があります。
しかし、インビザラインでは装置を取り外せるので、いつもと同じような食生活が可能です。
歯磨きの際は、マウスピースを外していつも通りきれいに磨くことができます。
3.口腔内のトラブルが起こりにくい
インビザラインのマウスピースは凹凸が少ないプラスチック製なので、ワイヤー矯正に比べて口の中を傷つける心配がありません。
スポーツもマウスピースを装着したまま行えるので、日常的に運動する人にも最適な矯正方法です。
◆インビザラインのデメリット
1.場合によっては治療できないケースも
いわゆる「出っ歯」や「受け口」など、上下顎の大きなズレがある場合は外科手術を必要とすることが多いため、インビザラインでの矯正は困難です。
歯並びが悪すぎたり、抜歯を伴ったりする場合も、インビザラインでは対応できない可能性があります。
また、インプラントが埋め込まれていると天然歯ではないので動かすことができず、インビザラインでは矯正できません。
2.装着時間を守らないと効果が出なくなる
インビザラインで使用するマウスピースは自分で好きな時に取り外すことができますが、1日に20時間以上は装着しておく必要があります。
装着時間を守ることを前提に治療計画が立てられているので、長時間装着していなかった場合は、想定期間内に治療が終わらなくなってしまいます。
3.マウスピースの管理が面倒
マウスピースは常に口の中に入れているので、清潔保持のためにこまめな洗浄が必要です。
また、飲食時や歯磨きの時などはマウスピースを取り外しますが、ティッシュペーパーなどで包むと誤って捨ててしまう可能性も否定できません。
常に専用ケースを持ち歩くなど、マウスピースの管理に手間がかかってしまいます。
◆まとめ
今回は、インビザラインのメリットとデメリットについてご紹介しました。
インビザラインを行う時には、メリットとデメリットを理解してから始めることが大切です。
また、インビザラインはメリットの多い矯正方法ですが、すべての人に適用できるとは限りません。
信頼できる京都市中京区と烏丸三条、四条河原町の西川デンタルクリニックに相談して、インビザラインで治療ができるかどうか確認しましょう。
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